都心にひびく平和の音🗼🔔🕊
はじめに
毎日ミサの時間に響く鐘の音。
気象条件が整えば、都心の広範囲で聞くことができ...市ヶ谷、麹町、四谷三丁目、新宿御苑、皇居、国立競技場…まで聴こえることも。
主日のミサでは2つの鐘が、教会の祝日には大中小3つすべての鐘が鳴ります。鐘にはひとつ、ひとつ、名前があります。でも...なぜ"平和の音"鐘なのでしょう?
①兵器からできた鐘
この鐘は第二次世界大戦で武器として使われた戦車や大砲を鋳潰して鐘として生まれ変わり、ドイツから日本にやって来ました。人の生命を奪った武器が平和を告げる鐘に姿を変え、毎日鳴り響いています。
兵器を再鋳造し、新たな命を吹き込まれた四ツ谷の鐘。まさに、平和の希望を象徴する存在。そして、鐘は"平和への祈り"そのものです。都心で生活する多くの人へ...鐘の音...祈りが届きますように🙏
②鐘楼
元々は高さ41.8mありました。しかし2011年の東日本大震災の時、上部金属部分の十字架がぶら下がってしまいました。現在は軽くコンパクトなアルミの十字架をが付いています。現在の鐘楼は旧聖堂の時の鐘楼と同じ位置に建っています。鐘楼には旧鐘楼の時から、3つの鐘が据え付けられています。